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a piece of Aloha – 1.椰子の木の指す方向

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ハワイに住んで13年になります。
縁あってここでハワイについて書く機会をいただきました。
心地よい風を少しでも届けられたら幸いです。

さてハワイと言っておきながら、日本の話しから始まるのですが、先日久しぶりに東京に行きました。
もう入梅していて、滞在中はほとんど陽の光を見ないどんよりな梅雨らしい天気でした。

ある日の朝、ホテルの窓を通して見えた空は、今にも降り出しそうな景色だったので、迷わず傘を握りしめて外出しました。
田園都市線の三軒茶屋駅から地下鉄に乗って渋谷に向かったのですが、ふと気が付くと周りの人は誰も傘を持っていません。
なぜなのだろうと訝しんでいたのですが、そんなに深くは考えずに友人の事務所に急ぎました。

原宿の友人の事務所に着いて、先ずは時候の挨拶、
「いやあ、梅雨らしい天気ですね」
「そうですね、すっかりジトジトの季節になりましたね。でも今日は夜中まで降らないって天気予報で言ってましたよ」

ハッとしました。
僕は今朝、天気予報をまったく見なかったのです。
日本にいた頃は職業柄、毎日天気予報をチェックしていました。
でもハワイに移ってから、だんだんその習慣がなくなっていたのです。

ハワイに遊びにいらしたら、ぜひ椰子の木の傾いている方向を気にして見てください。
殆どの椰子が同じ方向に傾いているはずです。
トレードウィンド、貿易風。
ハワイでは一年のうち300日くらい(僕調べ)このトレードウィンドという北東の風が吹いてるのです。
そのため椰子の木は南西の方向に傾いて育ちます。
植林されて日の浅いものは別にして、皆同じ向きに幹や葉っぱが流れているはずです。
そしてこのトレードウィンドが吹いている時は、天候はほとんど崩れません。
天気予報を見なくても、空を見て雲の流れを確認すればその日の天気はだいたい分かってしまいます。
ハワイが一年中お天気に恵まれ、心地よい雰囲気を提供してくれるのは、このトレードウィンドのおかげなのです。

すっかり天気予報を見る習慣をなくし、傘を持たない生活に慣れてしまった僕は、案の定友人の事務所からの帰り道で、どこかに傘を忘れて来てしまったのでした。

内田 恒

バックパックを担いで世界中を旅した学生時代に写真の魅力に取り憑かれる。
プロとして独立後はファッションフォトグラファーとして活躍。
2003年よりハワイ在住。
profile:http://www.aosolaimages.com/AC/ARTISTS
web:http://www.aosolaimages.com/

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